オーストラリアでの永住が決まったら買いたいもの…それはマイホーム!
今回はマイホームを手に入れるまでのステップをご紹介します。
家の購入には、どれくらい時間が掛かるのか?
1.頭金の貯金
購入額の少なくとも5%は貯めましょう。出来れば20%貯めておきたいところ。というのも、頭金20%が払えない場合、lenders mortgage insurance (LMI)と呼ばれる保険をローンに加えて払わなければならなくなります。また頭金が少ないと、ローンの金利も高くなります。
2.ローンの貸し手(レンダー)を探す
銀行などの金融機関に直接頼む人もいれば、ブローカーを通してローンを組む人もいます。どちらでも良いですが、できれば1か所ではなく何か所かに話を聞きに行く方が良いそうです。交渉次第では金利が安くなることもあるとか。
ケアンズの日本人に人気のレンダーはANZのホームローン。金利は高めですが、借りやすいとの理由で決める人が多いそう。他のレンダーを探している人は評価サイトのCANSTAR等を参照してみてください。
レンダーが決まったら、まずはPre-approvalをもらいます。これによって自分がいくら借りられるのかが分かるだけでなく、もし気に入った家が見つかった場合、オファーがしやすくなります。
3.家を探す
これが一番大変な作業ですね。住みたいエリアを決めるところから始めると良いかもしれません。気になるエリアを週末ドライブしてみたり、既に知っている人が住んでいる場合は話を聞いてみたり。オープンハウスを見に行くのも良いです。
またオーストラリアでは、住宅購入は一生に一度の大きな買い物!というわけではなく、売り買いを繰り返す方が多いそうです。そう考えると、そこまでナーバスにならなくても良さそうですね。
家を探すのに便利なサイトはこちら↓
4.調査
気に入った物件が見つかったら、さらに調査をしていきます。インスペクションをして外観・内装のチェックをするのはもちろん、以下の項目も忘れず確認してください。
- Flood Mapsで洪水のエリアでないか確認
- 子どものいる家庭は、School Catchment Mapsで学区を確認
5.オファーをする
「買いたい!」という家が見つかったらオファーをします。物件を取り扱っている不動産会社に連絡を入れるのですが、メールでオファーしても良いそうです。ネット上にメールのテンプレートがたくさん載っているので、それを参照しても良いと思います。メールをする時は必ず、物件名・オファー金額・頭金をいくら払えるのか・決済日(Settlement)をいつにするのか、という情報を載せておくと良いそうです。
6.オファーが承認された後
夢のマイホームを手に入れるまで、もう少しです!以下手続きを進めていきましょう。
1.契約書にサインをする
買主・売主共に契約書(A Contract of Sale)へのサインが必要です。この契約が済んだ30日後が通常決済日(Settlement)となるそうです。
2.頭金を払う
通常は購入額の10%を契約日から数日以内に支払います。
3.レンダーに連絡をし、正式にローンを組む
4.家の保険に入る
Contents coverとHome coverと2種類ありますが、両方に入っておくのがオススメだそう。通常契約日の翌営業日の17時以降、買主に責任が移りますので、それまでに保険に入っておくと良いそうです。
5.弁護士(Solicitor)や不動産譲渡取扱人(Conveyancer)を雇う
決済までの処理はこの弁護士や不動産譲渡取扱人が行います。通常高くても$1500、安いと$500くらい掛かるそうです。この金額は物件額によって異なります。見積もりをもらって金額を比べてもいいですね。
ケアンズのSolicitor/Conveyancerいろいろ↓
6.建物&害虫検査(Building & Pest Inspection)
不動産屋さん等がおすすめしてくれる業者があるかもしれません。私たちがお願いしたところは$300程でした。
7.引っ越し!
おめでとうございます!これにて無事、マイホームが手に入りました^^
実際に住み始める前に、以下の住所変更手続きを少しずつ進めていきましょうね。
- 電気・ガス・水道・インターネット
- 銀行・Superannuation fund
- Medicare
- 保険(車・医療etc)
- ATO
- ドライバーライセンス
コメント