オーストラリアにワーホリに来て彼氏・彼女(パートナー)ができ、オーストラリアに残ることになった人もいるかと思います。私もその一人でした。
パートナービザは弁護士を使って申請した方が良いという人がたくさんいる中、私は自力で申請してビザを取得しました!(ただでさえ申請料が高いうえに、弁護士料もバカにならないので泣)
今回はパートナービザの取り方を説明していきたいと思います。
パートナービザとは
パートナービザとはオーストラリアの永住権が取れるビザです。これを取るには、オーストラリア人・オーストラリアの永住権を持つ人・ニュージーランド人のいずれかのパートナーと結婚もしくはデファクト(事実婚)状態になければなりません。また、申請する際はオーストラリアにいなければならないので注意が必要です。(日本から申請する方は別のビザになります)
今回説明するのはパートナーと既に結婚をしている人が申請する方法です。(結婚をまだしてない人は結婚しちゃった方が申請は簡単です爆)
書類を揃える
申請をする前に以下の書類を揃え、スキャンしておきましょう。
必要書類一覧はこちらのサイトで確認できます。
出生証明書(Birth Certificate)
近くの日本領事館で発行してもらえます。ただし、発行してもらうのに以下の書類が必要なので、事前に揃えておきましょう。
- 申請書
(印刷してご利用ください。)
- 当事者の有効な日本旅券(パスポート)
- 戸籍謄(抄)本 1通
- 父母のいずれかが外国国籍である場合には、当該外国国籍の方の氏名のスペルを確認できる旅券等の公文書
申請する前に日本に戻る予定のある人は、戸籍謄(抄)本をもらっておくと楽ですね♪
私は母親にオーストラリアまで郵送してもらいました・・・(ありがとう、母よ)
パスポート
顔写真の入ったページをスキャンしておきましょう。
婚姻証明(Marriage Certificate)
こちらも日本領事館で発行してもらえます。必要書類は以下の通り。
- 申請書
(印刷してご利用ください。)
- 当事者双方の有効な日本旅券(パスポート)
- 発行日より3カ月以内の戸籍謄本 1通
- 夫婦のいずれかが外国籍である場合には、当該外国国籍の方の氏名のスペルを確認できる旅券等の公文書
私はオーストラリアで結婚をしたので、この手続きは実はしてません。式を挙げてくれたCelebrantが用意してくれました♪
二人の関係についての文書
これが厄介かもしれません。特に決まりはないのですが、以下の内容を含んだ文書を提出します。
- 出会いや馴れ初め・今後のプランについての文書
- 経済的な面についての文書
- 家出の役割についての文書
- 他の人との関わりについての文書
文書は自分で作成するものもあれば、手元にあるものを提出してもいいです。
それぞれのカテゴリーに1つ以上の文書を提出します。(多ければ多いほどよろしいかと)
出会いや馴れ初め・今後のプランについての文書
まずはこちら。これはもう、以下の内容を含みそのままを書けばいいと思います。
- how, when and where you first met
- how the relationship developed
- when you moved in together, got engaged or married
- what you do together
- time you spent apart
- significant events in the relationship
- your plans for the future
私は英語力・文章力が無いので(泣)、ワード2枚に収まる程度に文書化しました。
経済的な面についての文書
二人が経済的に支援し合っているか、ということを確認するんだと思います。
- Joint mortgage or lease documents
- joint loan documents for major assets like homes, cars or major appliances
- joint bank account statements
- household bills in both names
私は二人の共同名義で銀行口座を作ったのと、シェアハウスに住んでいたので、レントを払った際のレシートを提出しました。(正直銀行口座は作っただけ、全然使ってません。レントのレシートは二人の名前を書いてもらってました)
家での役割についての文書
家事をどのように分担しているか、これも私はワードに書きました。
- a statement about how you share housework
- household bills in both names
- mail or emails addressed to you both
- documents that show joint responsibility for children
- documents that prove your living arrangements
A4サイズの半分にも満たない文章量でしたが・・・(^^;
他の人との関わりについての文書
パートナーとして周りに認められている、ということを証明するものを用意します。
- joint invitations or evidence you go out together
- proof you have friends in common
- proof you have told government, public or commercial bodies about your relationship
- proof you do joint sporting, cultural or social activities together
- proof you travel together
私たちはよく一緒に旅行に行っていたので、飛行機のチケットの予約確認メール(二人の名前が入っているもの)をPDFにして送りました。
また友達と一緒に写っている写真をワードに張り付け、PDFにして送りました。
警察証明(2~3ヶ月要)
オーストラリアの警察証明
過去10年間で、12か月以上オーストラリアに滞在しているは、 Australian Federal Policeから警察証明を申請します。
また、その他の国(出身国を含む)も12か月以上滞在したことがあれば、その国の警察証明を提出します。(ワーホリで他の国に行ったことがある人は大変ですね汗)
日本の警察証明
日本の警察証明は領事館で申請が可能です。必要書類は以下の通り。
- 申請書 3通(同じもの)
申請書見本
- 指紋カード (当館で配布のもの)
- 有効な旅券(パスポート)
- 郵送での受け取りをご希望の場合は返信用封筒:Registered Post (domestic用、small size)。それ以外の封筒はお受けできませんのでご了承ください。
申請する際の注意点として、
- ご本人が直接総領事館窓口にお越しください。
- 指紋カード(指紋原紙)は、当館備え付けのもの以外は使用できません。
- 受付時間は午前9:00から11:30まで及び午後1:30から3:30までとなっております。
- 申請から交付まで、通常2~3カ月を要します。
と領事館のウェブサイトに記載されています。
Form 80
Form 80 Personal particulars for assessment including character assessment (554KB PDF)を提出します。
18ページにもわたるフォームなので覚悟しましょう・・・(これまでの職務経歴、学歴、旅行歴などなど)
ImmiAccountから申請
全ての書類が揃ったら、ImmiAccountから申請します。ImmiAccountのアカウントを持っていない人はまずアカウントを作成しましょう。
申請は途中で保存できるので、こまめに保存しておくといいです。長文を書いたのに時間が掛かりすぎてログアウトしてしまった、ということもありますので(+_+)
書類を添付して提出し、申請料$7,160AUD (2019年1月現在)を払ったらあとは待つのみ!
移民局のホームページによると、申請してからビザがおりるまで約2年掛かるようです。
その他
申請が終わってからも追加書類を提出することができます。私は二人の写真が増えたら、追加で提出していました。
また、パートナービザを申請しブリッジング状態になるとオーストラリア国外に出ることが出来ません!日本に帰る際や、海外旅行に行く際は、Bridging visa Bを忘れずに申請しましょうね。
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